新潟市議会 様

デジタル化による
スムーズな議会運営と
高画質な中継映像による
開かれた議会を実現

新潟市は2007年4月に本州日本海側で唯一の政令指定都市となり、以降、8つの行政区において、地域の特性を活かした個性あふれるまちづくりを進めてきました。『田園の恵みを感じながら心豊かに暮らせる日本海拠点都市』を目指し、活力あふれるまちづくり、持続可能なまちづくりを推進し、その実現に向けて発展を続けています。
今回、新潟市議会の議場内システム改修にあたり、将来のオンライン議会への対応なども可能な音響・映像、ICTシステムを採用いただき、デジタル化によるスムーズな運営や開かれた議会の実現を支援しました。

既存の什器に新しい議場システムを融合させたサステナブルな改修を実現

既存の什器に新しい議場システムを融合させた
サステナブルな改修を実現

  • 課題

  • 新しいシステムの導入による効率化と改修前と変わらない運用の維持を両立させたい

■システムのポイント

執行部職員は回答の際に、演壇席とは別の5つの答弁席を利用する運営となっています。そのため、テロップとマイクを連動させた操作が難しく、「議会運営支援システムNEO」では、執行部各席ボタンをテロップ専用の設定にして、マイク操作を独立させることで改修前と変わらない会議運営に対応しました。

また、一般質問の際、登壇する議員ごとに発言残時間と総時間を表示して時間管理を行い、円滑な議会運営を推進しています。発言時間表示の画面については、システム調整時に議会事務局のご担当者様が同席され、文字サイズや色などを実際に確認いただきながら構築しました。早い段階で実機にてご理解いただけたことで、完成後のスムーズな引き渡しにつながりました。

  • 発言残時間と総時間を議場内の前方・後方に1台ずつ設置した55インチディスプレイに表示。将来的にはオンライン議会に対応できるよう議場内カメラを取り付け、音声をUSB経由でパソコンへ送ることができる仕組みを構築

    発言残時間と総時間を議場内の前方・後方に1台ずつ設置した55インチディスプレイに表示。将来的にはオンライン議会に対応できるよう議場内カメラを取り付け、音声をUSB経由でパソコンへ送ることができる仕組みを構築


  • 議場後方には、議場正面と同様に発言残時間と総時間を表示する55インチディスプレイを設置することで、執行部席からも同様の情報を確認可能

    議場後方には、議場正面と同様に発言残時間と総時間を表示する55インチディスプレイを設置することで、執行部席からも同様の情報を確認可能

お客様の声

これまでは、議場のマイク操作と事務室のインターネット配信操作は2人の職員で業務を分担していましたが、新システムの導入により、中継カメラのプリセット機能も活かされ、議場において1人の職員が両方の操作をすることが可能となり、業務の効率化が図られたと考えています。

また、特徴的な5席の答弁席に対応するため執行部席の各席ボタンをテロップ専用とした提案については「議会運営支援システムNEO」の柔軟な機能を活かした対応が作業の簡素化につながりました。

  • 操作卓

  • 「議会運営支援システムNEO」の採用により議場内の機器操作を一括管理。発言時間の管理とマイクON/OFF管理は操作席のタッチパネルモニターを2台構成し、2名が役割分担する運営方法を採っている

  • 「議会運営支援システムNEO」の採用により議場内の機器操作を一括管理
    発言時間の管理とマイクON/OFF管理は操作席のタッチパネルモニターを2台構成し、2名が役割分担する運営方法を採っている

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